社長あいさつ

社長あいさつ

 当社は、2009年に図研エルミックとして新たなスタートを切って以来、イーサネット通信技術・ストリーミング技術に関連する製品や技術を提供し、多くのお客様にご愛顧いただいて参りました。
これまで事業を継続してこられましたのも、お客様・株主様・パートナー企業様をはじめとする、多くのステークホルダーの方々のご支援の賜物と深く感謝しております。
 最近の当社を取り巻く事業環境は、IoT・AI・5Gなど技術革新が非常に速いスピードで進行する中、機器を開発するお客様からのミドルウェア製品に対する従来の要求に加え、機器の開発は行わず、サービス提供やシステム構築を行うお客様からのソリューション提供といった要求が、顕著になってきております。このような需要の変化に際し、当社は次の2つの方針を掲げ、強固なビジネス基盤の確立と更なる成長に向けた取り組みを実施して参ります。

無二の技術を磨く

 当社のストリーミング製品は、監視システムを中心に多くの機器にご採用いただき、性能・技術サポート等を評価いただいた、多くのお客様に当社製品のファンとなっていただいております。このストリーミング技術に更に磨きをかけ、医療分野や車載インストルメントクラスタなどへの提案を積極的に展開し、更に多くのお客様が当社製品のファンとなっていただけるよう努力して参ります。
 また、昨年度FAネットワークの次世代通信規格であるCC-Link IE TSNを実現する製品を、業界に先駆けてリリースしました。FAネットワークのIP化は必至であり、当社製品の需要も高まってきております。FAネットワーク製品に関しても、多くのお客様にファンとなっていただき、無二の製品とするべく、更に技術に磨きをかけて参ります。

脱・組込を強化

 サービスプロバイダやSIerなど機器そのものは開発せず、システム構築やサービス提供を行うお客様からの需要が増加しています。お客様が機器を開発しないため、ミドルウェア製品の提供といった従来のモデルは成立せず、新たな製品・ソリューションの提供が求められています。
 このような新たな要求に応え、組込市場以外での事業を大きく成長させるため、警備システム等の映像配信システムを短期間で構築可能するパッケージ製品や生産管理システム等での映像活用を実現するアプリケーション製品の開発を強化して参ります。また、アプリケーション製品は、連携する他社製品のオプション機能としての提供も進めており、パートナー各社を通じた販売の強化も推進して参ります。

 既存事業をより強固にするために技術を磨き、新しい市場での事業を大きく成長させる製品開発を強化し、企業価値を向上させるよう、努力を重ねて参ります。今後とも一層のご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。


 2020年7月


代表取締役社長  朝倉 尉