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2017.03.06
マルチプラットフォーム対応ビューワー開発環境をリリース
マルチプラットフォームに対応するストリーミングデータのビューワー開発環境をリリース
-多様化するコミュニケーションデバイスで上の、
動画の受信/同時再生ソフトを効率よく開発する開発環境-
図研エルミック株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:朝倉尉以下 図研エルミック)は、様々なデバイスで動画のストリーミング(*1)データの受信と再生を行うビューワーソフトウェアを容易に開発するためのソフトウェア開発環境「Ze-PRO SCP (Streaming Client Package」を6月1日から一般向けに出荷します。
<動画コンテンツ視聴環境の多様化>
有料/無料の動画配信サービスが広がり、またカメラドローンやウェアラブルカメラなどの新たなカメラデバイスの発展により、動画の撮影、配信が手軽に行える環境が整う中、それを視聴する場面もエンターテインメントからセキュリティ、防災まで多様化しています。 ストリーミングデータの再生を行うソフトウェアの開発現場では、異なるOSやブラウザに対応し、さまざまなデバイスで安定した動画の視聴を可能にするアプリケーションを短期間、かつ低コストで開発する必要があります。 図研エルミックでは、ストリーミングデータの受信/再生するアプリケーション開発環境として、動画の描画と通信に必要な描画、コーデック、ストリーミング機能を実現するソフトウェアモジュールと、接続機器の制御を行うコントロール部、ユーザーによるカスタマイズを可能にするユーザーインターフェイス部を1つにまとめた、マルチプラットフォーム対応ソフトウェアデザインキット、「Ze-PRO SCP (Streaming Client Package)」をリリースしました。
<製品概要>
Ze-PRO SCPにより、Android、iOS、WindowsといったOSの違いにかかわらず様々なデバイスで安定して動画のストリーミングを実行するアプリケーションプログラムを開発できます。要となるストリーミングはRTSP/RTP規格を採用していますが、今後ユーザーのニーズに合わせたストリーミング方式への対応や、ユーザーのカスタマイズによる固有インターフェイスへの柔軟な対応など、コミュニケーションデバイスの多様化に適応します。
<拡張性>
Ze-PRO SCPは、IPセキュリティ機器の標準通信規格であるONVIFとも容易に連携をはかるオプションや、VPNオプションも用意されています。4K対応監視カメラや顔認識などの画像解析技術を有する、監視カメラの映像を、様々なモバイル端末で、セキュアな通信を通じて確認できるようになります。
以上
*1 ストリーミング:ネットワークを介して、音声や動画のデータを受信と同時に再生を行う再生方式
-図研エルミックについて-
図研エルミックは、東京証券取引所第二部に上場し、資本金は5億円です。
組込みシステムに必要なネットワーク・画像・通信関係の先端技術を、ミドルウェアライブラリやモジュールなど、お客様が使いやすい素材に変えて提供します。自社技術の核であるネットワーク技術を、ネットワーク監視カメラ、FA、そして車載機器を中心に展開しています。
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