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2016.10.24
ルネサス製RZ/G Linuxプラットフォーム向けONVIFミドルウェアをリリース
ルネサス エレクトロニクスのRZ/G Linuxプラットフォーム向けONVIFミドルウェアをリリース
-特定のプラットフォームにチューニングしたミドルウェアで
さらに短期間にセキュリティ機器の開発が可能に-
図研エルミック株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:朝倉尉、以下 図研エルミック)は、ONVIF規格に準拠したネットワーク監視カメラ関連機器を開発するためのONVIFプロトコルミドルウェア「Ze-PRO IPmon」と、動画像のストリーミングに使われるRFC規格プロトコルのミドルウェア「Ze-PRO RTP」を、このたびルネサス エレクトロニクス株式会社が本発表した(→参照:ルネサス エレクトロニクニュースリリースページ)Linuxプラットフォームソリューション「RZ/G Linuxプラットフォーム」向けに最適化した特別バージョンを、提供することになりました。
図研エルミックのミドルウェアは、元来OSに依存しないことが特徴の一つであり、ユーザーが望む環境毎に移植しやすいソフトウェア構成になっていますが、RZ/G Linuxプラットフォームに特化したバージョンを提供することで、同プラットフォームのユーザーはさらに短期間でセキュリティ機器を開発することが可能になります。
RZ/G Linuxプラットフォームは、組込み機器開発におけるLinux環境の導入の容易化を目的とされており、Linux,マルチメディアミドルウェア、GUIフレームワーク、RZ/Gプロセッサやボード等とともに、ソフトウェア・アドオンできる動作検証済みミドルウェアが提供されます。今回発表するミドルウェアも、上述の動作検証済みミドルウェアに該当し、ルネサスエレクトロニクスのニュースリリースでも紹介されているほか、今後ルネサス エレクトロニクスによる製品デモ等にも使用される予定です。
ONVIF規格は、世界的なセキュリティ機器用ネットワーキング標準規格として広く普及が進んでいます。図研エルミックのONVIFミドルウェアもZe-PRO IPmonに加え、カメラ機能を実現するZe-PRO IPcam、録画/検索機能を実現するZe-PRO IPrecとともに、国内でカメラメーカーを中心に多くの搭載実績を有していますが、プロセッサに特化したライブラリを提供することでONVIFの導入に開発リソースの不足から躊躇していたユーザーにも、その障壁を下げることができると考えています。ルネサス エレクトロニクスのプロセッサでは、RZ/G以外に、RZ/A1でも動作実績があります。
以上
-図研エルミックについて-
研エルミックは、東京証券取引所第二部に上場し、資本金は5億円です。
組込みシステムに必要なネットワーク・画像・通信関係の先端技術を、ミドルウェアライブラリやモジュールなど、お客様が使いやすい素材に変えて提供します。自社技術の核であるネットワーク技術を、ネットワーク監視カメラ、FA、そして車載機器を中心に展開しています。
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