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2015.02.23

生産現場の「見える化」を実現するONVIF/CC-Linkゲートウェイソリューションの評価キット受注開始

生産現場の「見える化」を実現するONVIF/CC-Linkゲートウェイ
ソリューションの評価キット受注開始

 

 図研エルミック株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:朝倉尉、以下「図研エルミック」)は、IP監視カメラなどのネットワークビデオ機器間を接続するための標準規格ONVIF(*1)ネットワークと、FA分野で普及が進んでいるCC-Link IE Field(*2)ネットワークをつなぐゲートウェイソリューション評価キット「Ze-PRO F/S EVA」をリリースします。
 本製品の販売に関しては、菱洋エレクトロ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:大内孝好、以下「菱洋エレクトロ」)が、総代理店として2015年3月より受注を開始いたします。

 


 評価キットには、三菱電機製シーケンサ関連機器、IPカメラ、ゲートウェイ評価ボード、センサー、Windows PC用アプリツールなどFA及び監視システム機器、各種アプリケーションソフトウェアが含まれています。添付のサンプルプログラムでは、センサーがターゲット(人/物)を検知すると、IPカメラがリアルタイムに画像を撮影、PC上に表示します。スナップショット画像の保持、動画の繰返し再生等の機能により、ターゲットの正確な認識ができます。また、お客様にてシーケンサを活用した制御開発も可能なので、IPカメラ/FAの2つネットワークを連動させるゲートウェイソリューションによる、自社工場の「見える化」のイメージを分かりやすく体感していただけます。

 

 ONVIF等最新規格に対応したミドルウェア製品を提供する図研エルミックと、FA分野のソリューションにおいて豊富な実績のある菱洋エレクトロの両社で、生産性・安全性の向上といった生産現場の抱える課題やIoTをはじめとするネットワーク機器のプラットフォーム構築をトータルでサポートいたします。


標準販売価格:オープン価格
販売目標数:200式/年

 

*3月3日(火)より東京ビッグサイトで開催の「SECURITY SHOW2015(ブースNo,SS3513)」において、食品工場でのフードディフェンスをイメージしたデモを展示いたします。

 

図1 評価キット基本構成

 

図2 ONVIF/CC-Linkゲートウェイ工場での活用例

 

 ■ONVIF(*1)・・・ONVIF(Open Network Video Interface Forum)規格は、IPカメラなどのネットワークビデオ機器において、ライブ映像や音声、制御情報などを異なるメーカーの製品どうしでもやりとりできるようにするための標準規格です。ONVIFは、そのインターフェースの規格標準化フォーラムです。ONVIFが定める仕様は、 Webサービスをベースに策定されており、異なるメーカー製のIPカメラでも容易にシステム構築が可能となり、保守、運用性が向上し、IPカメラシステム構築のコストダウンを可能にします。

 
 

 ■CC-Link IE Field(*2)・・・CC-Linkは、CC-Link協会が提唱する、産業用リアルタイムEthernet技術に基づく、超高速、大容量のネットワーク規格です。生産現場だけでなく、情報系を含めた生産システム全体の最適化(垂直統合)を実現します。 CC-Link IE Fieldは、制御と情報を同時に扱える高速フィールドネットワークです。高速性に加え、通信の定時性が確保されていることが大きな特長です。情報通信、コントローラ間通信、デバイス制御をEthernetベースで実現しています。

 
 

このページに掲載されている情報は、発表当時の内容です。
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