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2014.08.21
ネットワークIPカメラ用ビューワーソフトをリリース
図研エルミックがネットワークIPカメラ用ビューワーソフトをリリース
~ スマートデバイスと連携したモニタリングを実現 ~
図研エルミック株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:朝倉尉以下図研エルミック)は、セキュリティ機器をIPネットワークで相互接続するための標準規格ONVIF(*)に対応したネットワークIPカメラの映像をモニタリングできるビューワーソフト「Ze-PRO Sight Viewer」をリリース致しました。
AndroidやiOSのスマートデバイスで、ネットワークIPカメラの映像が直接モニタリングできるようになるため、IPカメラシステムがより多くの方に身近で使いやすいものとなります。中・大規模なIPカメラシステムをターゲットとしたカメラメーカー様やシステムインテグレーター様に最適なソリューションです。
ONVIFを効率よく手軽に
図研エルミックでは2009年からONVIF規格のプロトコルミドルウェアを提供しておりますが、「手軽で拡張性の高いモニタリングシステムを」というユーザーのご要望にお応えするため、本製品を開発しました。
音声の送受信、携帯端末からの遠隔カメラ操作などの便利な機能を有しているので、例えば、ビルやショッピングモールなどの警備において、複数の担当者が手元のスマートフォンで映像を確認しながら、会話をする、指示を出す、映像共有をするといったことが可能となり、様々な課題に対しスピーディな対応ができるようになります。
さらにカスタマイズにより、防犯目的だけでなく、生産工場の監視やビッグデータマーケティングなど幅広い用途への応用も期待できます。
今後、スマートデバイスで撮影した画像をサーバー側に送る機能も追加予定です。
なお、本製品をご採用いただいたお客様に対しては、ONVIF認証取得のサポートも可能です。
販売について
ONVIF機器メーカー様の製品特色を生かしたUIを採用することができるよう、独自でカスタマイズ可能なSDK(Software Design Kit)で提供します。(SDK販売価格300万円~、別途ロイヤリティ必要。)
ONVIF対応したIPカメラは今後順調に増加していくことが見込まれ、3年間で30ライセンスの販売を予定しています。 また、一般のお客様向けのアプリも現在開発中です。
ONVIF(*)
ONVIF(Open Network Video Interface Forum)規格は、IPカメラなどのネットワークビデオ機器において、ライブ映像や音声、制御情報などを異なるメーカーの製品どうしでもやりとりできるようにするための標準規格です。ONVIFは、そのインターフェースの規格標準化フォーラムです。ONVIFが定める仕様は、 Webサービスをベースに策定されており、異なるメーカー製のIPカメラでも容易にシステム構築が可能となり、保守、運用性が向上し、IPカメラシステム構築のコストダウンを可能にします。
-図研エルミックについて-
図研エルミックは、東京証券取引所第二部に上場し(4770)、資本金は12 億2 百万円です。
TCP/IP、RTP、MirrorLinkやONVIFといった、組込みシステムに必要なネットワーク・画像・通信関係の規格において、要素技術から応用技術まで幅広く取り組み、ミドルウェアライブラリやモジュールなど、お客様が使いやすい素材に変えて提供します。
このページに掲載されている情報は、発表当時の内容です。
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