検反システムの自動化
大阪スポンジャー様
- サービス
導入前の背景や課題
大阪谷町既製服協同組合(大阪スポンジャー)様では、生地メーカー様より、製品の織りムラ、キズ、汚れなどの欠陥を検査する検反業務を受託されていらっしゃいます。
検反業務は、主に作業者の目視に頼っており、以下の課題がありました。
- ・目視検査から映像を活用して検査による検査効率を向上
- ・AIによる検査精度を高め、生産性を向上
- ・生地の織りムラやキズ、汚れの有無を検査する熟練作業者の確保が困難
- ・検査規定はあるものの、判定基準が個人によってばらつく問題あり
開発実績
FA Finderを活用した、AI映像解析による検反の自動化

開発詳細
●検反機の撮像
目視検査用の検反機に最大1800mm幅のスキャナ式ラインカメラ(NECプラットフォームズ株式会社製)を設置
●映像解析
株式会社クロスコンパスによるAIを使った映像解析
●システム連携
当社の映像/FA連携システム「FA Finder」による、ラインカメラと映像解析AI、さらに大阪スポンジャー様の基幹システムを連携
ご評価いただいた点
- ・長時間の目視という過酷な作業からの解放、熟練作業者不足の解消に貢献。
- ・1日あたりの検反数が約3倍に向上。
- ・手入力だった検反結果の登録を自動化。