生産現場における制御機器とネットワークカメラ、高速カメラを連携させ、高速製造ライン上の不具合の可視化、原因特定、さらに対処までを可能にする産業用IoTシステムです。
高速生産ライン上の機器が異常を検知すると、PLCを介してIPカメラや高速カメラが連動して自動的に最適な撮影を行います。
撮影された映像はインターネットを介しパソコンなどに蓄積され、遠隔地からの確認や、多拠点での情報共有が可能です。膨大な録画データから、センサーが検知した個々のイベントをクリックすることで簡単呼び出せます。複数の監視カメラの映像を個別に、また同時に再生、コマ送り、コマ戻し可能で、死角をなくします。
インターネット通信技術のオープンな通信規格(CC-Link IE フィールドとONVIF)をベースにしており、様々な製造情報と録画画像を集積しビッグデータとして活用できます。高速カメラは、IPカメラとの混在環境録画や「簡単」「低コスト」「省スペース」に力を入れているACTUNI株式会社のシステムを使っています。
- 高速生産設備で発生する不具合の瞬間を、高速カメラとIPカメラによりハイブリッド録画・再生
- 異なるフレームレート(30/500fps)の映像を同じ時間軸で再生。不具合発生の瞬間を確認
- 生産設備との連携により、映像と生産設備トリガーの双方向連動を実現
- 不具合現場に即座に設置可能
- AIやDeep Learningを用いた高度な映像活用(オプション)
- ビューワー上に生産管理系システム(SCADA等)の統合も可能(オプション)