Microsoft CIFSプロトコルミドルウェア
KASAGO CIFS
概要
CIFSは、マイクロソフトが公開しているファイル共有プロトコルで、PCの共有フォルダーへのアクセスやファイル操作を実現します。
KASAGO CIFS (Client)は、ファイル共有のクライアント機能(Workstationサービス)を実現するプロトコルスタックです。
スキャンデータや画像データを手軽にサーバ側にファイルとして保存できる他、ファイルの中身や属性を編集することが可能になります。
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仕様
- ・対応バージョン(ダイアレクト) :
SMB1.0 (NT LM0.12)/ SMB2.001 / SMB2.1
SMB3.0 / SMB3.02 / SMB3.1.1
→ 通信データの暗号化が可能 - ・CIFSクライアント対応機能:
– 共有ディレクトリアクセス/ファイル作成/ファイル書込み/ファイル検索/ファイル情報取得/ファイル情報設定
– ログイン時認証 :
平文認証 、NTLMSSP認証 ※NTLMSSP認証は認証I/Fで実施
– 名前解決 : KASAGO LLMNR/KASAGO DNSによる名前解決 ※要オプション購入
– メッセージ署名に対応
ブロッキングモード/ノンブロッキングモードを選択可能 - ・マイクロソフトへのライセンス料支払いをサポート
特徴

- ・図研エルミックのTCP/IP プロトコルスタック (KASAGO IPv4/v6)との併用であれば、ポーティング作業不要 (CPU、OS、コンパイラに非依存)
-KASAGO以外の環境でもラッパーI/Fを作成すれば使用できます。I/Fサンプルコードはご提供できません - ・マシン名、ドメイン名から接続可能なラッパーI/F
※名前解決プロトコルは別途必要
※KASAGO LLMNR、KASAGO DNS用のサンプルを提供 (オプションは別途ご購入) 規拡張実装できる認証ラッパー I/F
NTLMSSP認証を行う認証I/Fコードを提供 - ・軽い、小さい
検証済みCPU : ルネサス エレクトロニクス RZ/A1
サポート/エンジニアリングサービス
サポートサービス(有償)をご利用のお客様には、Q&Aおよびバージョンアップを提供しております。
また、KASAGO CIFSの実装(移植)、デバイスドライバの作成、パフォーマンスアップのためのチューニングを含むシステム構築のコンサルティング、システムインテグレーションといった、各種エンジニアリングサービスを行っています。
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