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【ONVIF-8】イベントをトリガーにカメラのPTZ操作、映像録画を行いたいです。ONVIFでできますか？

ONVIFのPTZサービスに準拠していることが必要

ONVIFで、イベントをトリガーにPTZ操作や映像録画をすることは可能です。
PTZ操作を行うためには、使用するカメラにPTZ機能があり、ONVIFのPTZサービスに準拠していることが必要です。ONVIFでは、PTZ操作のコマンドに絶対位置移動(AbsoluteMove), 相対位置移動(RelativeMove), 継続移動(ContinuousMove)の3種類が用意されています。
また、移動停止(Stop)もあり、主にContinuousMoveの停止に使用されます。

映像録画については、どこで録画を行うかを考える必要があります。

１．カメラで録画する場合

Recordingサービスを用いてカメラで録画し、Replayサービスを用いて録画データを取得します。
(「カメラの録画データをONVIFで取得できますか」を参照して下さい)

２．別装置で録画する場合

メラからRTSP/RTPで送信されたデータを別装置で保存する仕組みが、別途必要になります。

トリガーには、イベント受信機能 (Eventサービス)を使用

PTZ操作や映像録画のトリガーとなるイベントは、ONVIFで取得可能なイベント受信機能(Eventサービス)を使用します。EventサービスのSubscribe、またはPullPointを使用してイベント受信を開始します。

Subscribeはpush型イベント通知、PullPointは、カメラに対して定期的にイベント取得(pull)を実施するタイプのイベント通知です。受信したイベント通知をトリガーに、PTZ操作のコマンドや録画コマンドを送信する方法、またはRTSP/RTPストリーミング映像を常時受信させ、イベントをトリガーに受信ストリームの録画を行う方法が考えられます。

尚、ONVIFで通知されないイベントや一般的な操作アクション(ボタン操作など)をトリガーとする場合、アクションを検知する仕組みが別途必要です。

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