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【ONVIF-7】メタデータとカメラ映像を紐付けたいです。ONVIFでできますか?

ONVIFでメタデータとカメラ映像を紐付ける方法は2つ

ONVIFで、メタデータとカメラ映像の紐付けを行うことは可能です。
具体的は以下の2つの方法があります。

1.Profile S, Profile TのMeta data Streaming機能を使う

Meta data Streamingとは、カメラからメタデータをRTPで送信することができる機能です。
RTSP/RTPストリーミング配信の際に、映像とメタデータを同時に配信させることにより、映像のRTPタイムスタンプとメタデータのRTPタイムスタンプから映像とメタデータを紐づけします。
但し、ONVIFにはメタデータの中身(パラメータ)のXML定義があるものの、実際に使用できるメタデータはカメラに依存するため、使用するカメラで扱っている中身(パラメータ)を事前に確認しておく必要があります。
尚、Profile S, Profile Tの場合、簡単な通知情報であり、例えば「動きを検知した」というようなアラーム内容です。

2.Profile MのAnalyticsサービスを使う

高度な画像解析に関するメタデータ(例えば、人・物検知、車両種別等)を使用したい場合は、Profile Mに準拠したONVIFカメラを使うことで可能になります。
Profile MのAnalyticsサービスが提供する解析データをMetadataStreaming機能によりメタデータとしてRTP送信します。但し、使用できるメタデータの中身(パラメータ)はカメラに依存するため、事前確認が必要です。
Profile Mで定義されている代表的な検知機能は以下のとおりです。どの検知機能に対応しているかはカメラに依存するので、こちらも使用するカメラの事前確認が必要です。

●ライン検知
映像に境界線(ライン)を設け、ラインより右か左かを検知

●フィールド検知
映像に区画フィールドを設け、フィールドの内側にあるか外側にあるかを検知

●滞留検知
フィールドで各オブジェクトが指定された時間しきい値よりも長く在るかどうかを検知

●物体数カウント検知
フィールド(バリア)内部の検知したオブジェクト数をカウント

●物体検知
設定されたオブジェクトタイプのいずれかがフィールドで検知

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