ストリーミング寺子屋

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【ONVIF-3】ONVIF認証を取得したいです。最低限対応すべき機能、技術的な注意点はありますか?

必須機能(Mandatory)を実装し、テストツールを使って試験を実施します。

各プロファイルには、必須機能(Mandatory)、条件付きで必要な機能(Conditional)、オプション機能の3種類があり、必須機能に対応していれば、ONVIF認証を取得することは可能です。
Device, Clientの必須機能を実装し、ONVIFが提供しているテストツールを使用して試験を行います。
必須機能に関する試験が全てパスした状態のテストツールの結果を、ONVIFに提出することにより、ONVIF認証を取得できます。
(※ONVIFテストツールを入手するためには、ONVIFに加盟し会員サイトからダウンロードする必要があります)
各プロファイルの機能種別は、ONVIF公式サイトのONVIF Profilesページにある、 「ONVIF Profile Feature Overview」で確認できます。

例:ProfileSの認証が取りたい場合に必要な機能

縦のProfileと横の機能(Feature)が交わったところが、そのProfileにおける機能の対応種類になります。同じProfileでもDeviceとClientでは要件が異なります。例えば「User Authentication」の「Digest Authentication」(青枠)は、ProfileSのDeviceではオプション機能ですが、Clientでは必須機能です。参考に、Profile毎の必須機能(Mandatory)の数は以下の通りです。

「ONVIF Profile Feature Overview v2.6」から引用(赤線とコメントは当社)

Profile毎の必須機能(Mandatory)の数

ProfileDeviceClient
S178
T2416
M127
G1611
C1613
A1411
D913

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