ストリーミング寺子屋

音声・動画のストリーミング機能を
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実践的なナレッジベース

【開発環境ほか1-10】ストリーミングで映像がカクつく場合の、Wiresharkのチェックポイントと対策を教えてください。

シーケンスの連続が保たれていない

映像がかくつくなどの症状が発生しているとき、シーケンスの連続性が保たれていない可能性があります。
この場合Wiresharkで、パケットロスが確認されます。

パケットロスの原因と対策例

パケットロスが発生する原因としてはネットワーク帯域幅が考えられますが、クライアント側の問題として、過剰なビットレートを要求している、またはネットワークインターフェースなどの設定値が適切でない場合にも発生することがあります。
これらを解決するためには、カメラへの要求の見直しや、ネットワークインターフェースの設定を確認することなどが解決への糸口となります。

  • ネットワークの帯域幅
  • 過剰なビットレート要求
  • ネットワークインタフェース設定に問題がある

解決案

  • カメラへの要求の見直し
  • ネットワークインターフェースの設定の確認



以下に、実際にWiresharkのキャプチャーデータを使ってパケットロスを確認する様子を以下の動画でご覧いただけます。

Wiresharkを使ったストリーミングの解析については、以下の設問も参考にしてください

【開発環境ほか1-1】Wiresharkで独自プロトコルを解析することはできますか。

【開発環境ほか1-2】Wiresharkで、over HTTPのパケットを”HTTPを介したプロトコル”として解析する方法を教えて下さい。

【開発環境ほか1-3】WiresharkでRTPや独自フォーマットのストリーミングデータを解析する手法を教えて下さい。

【開発環境ほか1-11】ONVIFコマンドを実行した際、400 エラーなどのエラーメッセージが表示されます。Wiresharkのチェックポイントを教えてください。

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