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【生産現場の可視化-2】工場で不具合が発生する箇所に設置したカメラと、全体監視用のカメラの映像を簡単に見比べる方法はありますか?

可能。ただし比較対象のカメラによって方法が異なります

2つ以上のカメラ映像を比較しながら視聴する方法は、使用するカメラにより方法が変わってきます。以下に、想定される代表的なパターンについてご説明します。

ケース1:カメラ映像を同期させずに比較する場合

映像を同期せずに比較視聴する場合、同一種類のカメラ(IPカメラとIPカメラを比較する場合など)であれば、録画機器に付属する視聴アプリケーションなどを使用し、1画面上に複数のカメラ映像を表示させることが可能です。対応の可否は、視聴に使用するアプリケーションに依存しますので、確認が必要です。

映像を同期させない場合でも、種類の異なるカメラ(IPカメラとGigEカメラなど)映像を比較しながら視聴する場合、視聴に使用するアプリケーションが両方のカメラ映像入力をサポートしている必要があります。視聴アプリケーションが、異なる種類のカメラ映像入力をサポートしていない場合、複数の視聴アプリケーションを同時に使用し、映像を比較視聴する必要があり、現実的な対応とはいえないでしょう。

ケース2:カメラ映像を同期して比較する場合

複数のカメラ映像を同期して比較視聴する場合、同一種類のカメラ(フレームレートが同じ、IPカメラとIPカメラ等)であれば、録画機器に付属する視聴アプリケーションの多くが同期再生をサポートしており、1画面上に複数カメラの映像を同期再生させることが可能です。

異なる種類のカメラ(フレームレートが異なる、IPカメラと高速カメラ等)の映像を同期再生するためには、そのような機能(異なるフレームレートの映像を同期再生できる機能)を持つ視聴アプリケーションを使用することで1画面上に異なる種類のカメラ映像を同期再生させることが可能です。

いずれも、視聴アプリケーションに依存しますので、確認が必要です。

以下は、当社が提供する映像活用プラットフォームの同期再生のイメージ図です。

異なるフレームレートのカメラの同期再生イメージ

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