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【生産現場の可視化-4】生産現場の設備監視には、ドライブレコーダと監視カメラのどちらがいいでしょうか。

目的や用途に応じて選択

設備監視に活用する場合、ドライブレコーダと監視カメラにはそれぞれ下表のような特徴があります。
目的や用途に応じて、選択することをお勧めします。

ドライブレコーダー 監視カメラ
導入費用

機器の購入費用のみで、比較的安価で導入可能。

ネットワークの敷設など、付随する費用が発生。
設置の容易さ

設置は比較的簡単で、 自社での設置も可能。 設置後のカメラ角度の調整などは人手で実施。

設置は専門業者に依頼することが通常。 PTZ機能により、設置後にカメラ角度を変更するなど遠隔調整が可能。
監視規模

小規模(監視対象機器が1台など)向き。複数台の機器や生産ライン全体の監視には不向き。

ネットワークを利用し、小規模から生産ライン全体までの設備監視が可能。
映像取得

映像が機器本体のSDカードなどに記録されるため、取りだしの手間や録画データ量に制約がある。 リアルタイムや遠隔での映像取得は困難

ネットワークを介して、リアルタイム、遠隔での映像取得が可能。 比較的大きなストレージ容量の確保が可能で、長期にわたる映像取得が可能。
映像連携

複数のドライブレコーダーの映像を連携、同期させての監視や録画は困難。

複数のカメラ映像を連携、同期させての監視や録画が可能。
拡張性

生産設備、生産管理システム、AIなどの映像解析環境との連携は困難。

生産設備、生産管理システム、AIなどの映像解析環境とデータ連携を構築できる。

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