ストリーミング寺子屋

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【Streaming-11】ストリーミングの試験で注意すべきポイントを教えて下さい。

ストリーミングの試験では、仕様で定めている環境で、仕様で規定された品質・遅延時間で、ストリーミングが実現されているか検証することになります。

遅延と通信品質の仕様をきめておく

そのため、仕様決定の段階で「どのような環境で」「どのくらいの遅延時間で」「どのくらいの品質の」ストリーミングを提供するのかを決定しておくことが重要になります。

具体的には、送信側・受信側のハードウェアスペック、通信環境などの環境条件、リアルタイム配信(低遅延重視)とコンテンツ配信(品質重視)などトレードオフの関係にある、遅延と品質の仕様を決めておく必要があります。

ストリーミングの試験では、仕様で決定された条件をクリアしていることを確認すべきです。

パフォーマンスはフェーズ毎に確認

またストリーミングの試験の場合、表示する(OK)/表示しない(NG)のような試験に加え、「平均 xxx msec遅延します」などのパフォーマンスに関する試験が多いことが特徴です。

「遅延」のパフォーマンスを試験する場合、下図のようにフェーズを分けて確認することが望ましいです。
これは全体のみの遅延測定では他フェーズの影響で遅延がカバーされてしまう可能性があるためです。

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